暗号資産の調査を依頼する前に確認したい、特定商取引法に基づく表記・見積書・法人番号の3点。国税庁の法人番号公表サイトで契約相手を無料で照合する手順まで説明します。
調査費用を払う相手が誰なのか。これは料金と同じくらい重要ですが、確認しないまま契約に進む例が少なくありません。必要なのは3つの書面と、無料で使える公的なデータベースだけです。
01そろえる3点
- 01特定商取引法に基づく表記
販売価格、支払い方法、解約条件、事業者名、責任者名が書かれています。サイト最下部のリンクから開けます。
- 02見積書
支払総額と、追加費用が発生する条件。口頭ではなくPDFなど残る形で受け取ります。
- 03契約書または利用規約
調査範囲、納品物、不成立時の扱い。署名前に読み切れる分量かどうかも判断材料になります。
02法人番号で契約相手を照合する
国税庁の法人番号公表サイトは、誰でも無料で使えます。会社名または13桁の法人番号を入力すると、登記されている商号、本店所在地、そして過去の変更履歴まで表示されます。当サイトが各社の運営法人を確認しているのも、この方法です。
- 01法人番号を探す
特商法表記か会社概要ページに記載されています。見当たらない場合は相談時に尋ねてください。
- 02法人番号公表サイトで検索する
国税庁が運営しています。13桁の番号か商号で検索します。
- 03商号と本店を照合する
サイトに書かれている会社名・所在地と一致するかを確認します。
- 04変更履歴を見る
商号変更や本店移転の履歴が表示されます。指定年月日から、法人としての経過期間も分かります。
03履歴から読み取れること
登記情報は、良し悪しを直接示すものではありません。移転にも商号変更にも通常の事業上の理由があります。ただし、掲げている実績が「どの商号のもとでの累計なのか」を判断する材料にはなります。掲載8社を照合したところ、商号を変更している会社や、指定から1年余りで本店を複数回移転している会社がありました。
| 確認できること | 読み取り方 |
|---|---|
| 法人番号の指定年月日 | 法人としての経過期間。実績年数の説明と整合するか |
| 商号の変更履歴 | 掲げている累計実績が、どの商号のもとでの数字か |
| 本店の移転履歴 | 他サイトに載っている所在地が現在の登記と一致するか |
| 登記の有無そのもの | 会社名で検索して出てこない場合、契約相手を特定できない |