要点
マイクロシステムズは、暗号資産の送金先を調査するサービスです。費用は被害金額の2.8%〜で、被害額に応じて変わる料率制です。末尾の「〜」が示すとおりこれは下限で、上限は公表されていません。運営会社名も法人番号も、記載を確認できませんでした。
- 費用
- 被害金額の2.8%〜
- 料金方式
- 被害額に応じて変わる料率方式
- 支払い方法
- 記載なし
- 契約相手
- 記載を確認できなかった
- 調査方法
- 記載なし
- 海外案件
- 不明
- 途中解約
- 特定商取引法に基づく表記のページ自体がないため、解約条件を確認できませんでした。
掲載9社の公表額から見た相場は調査費用の相場、同じ条件で各社に確認した金額は被害額1,000万円で聞いた調査費用、料金方式による違いは定額制と料率制の比較、報告書や見積りに出てくる言葉は調査で出てくる用語集で確認できます。
7位とした理由
費用の下限は公表しているが、契約相手を確認できない6項目のうち費用については、公式サイトに「1次調査 ¥0/2次調査・実行 調査費用 2.8%〜」と示されており、無料の範囲と課金の境目が分かります。一方で、運営会社名・法人番号・特定商取引法に基づく表記のいずれも確認できず、誰と契約することになるのかがサイトからは分かりません。順位は、費用が読めることよりも、契約相手を照合できないことを重く見た結果です。
REVIEW
マイクロシステムズを確認した結果
契約前に確認したい6項目に当てはめると、この会社は費用と申込みの手軽さについては答えが得られる一方、契約相手についての情報がまったく得られませんでした。
費用は公式サイトのトップに示されています。無料相談と1次調査は0円で、費用が発生するのは2次調査・実行からで調査費用は2.8%〜。どこまでが無料かという境目が書かれている点は、掲載9社のなかでも分かりやすい部類です。ただし料率2.8%は上位の水準で、被害額1,000万円なら下限でも28万円になります。末尾の「〜」が示すとおり上限は公表されていません。
問題は契約相手です。公式サイトを確認したところ、ページ内の外部リンクはLINEの友だち追加リンクと電話番号の2つだけでした。会社概要、特定商取引法に基づく表記、プライバシーポリシー、利用規約のいずれのページも見当たりません。料金が分かっても、その料金を誰に払うのかが分からない状態です。
電話番号は050から始まるIP電話で、フリーダイヤルではありません。受付は平日9時〜19時です。また、掲載されている「被害者・利用者の声」のうち複数が、別の調査会社の紹介ページに載っている文面と一致していました。当サイトは出所を確認できない体験談を評価に含めていません。
したがって、相談と1次調査までは負担なく使える窓口と考えられます。費用が発生する2次調査へ進む前には、運営主体・総額・解約条件を書面で示してもらい、他社にも同じ内容を相談して回答を比べてください。
FACT CHECK
契約前に見ておきたい情報
被害額に応じて変わる料率方式
記載なし
記載なし
記載なし
不明
5項目を公表情報で確認
GOOD / CAUTION
良い点と確認したい点
評価したポイント
- 1次調査まで無料で、費用が発生する境目が示されている
- 調査費用の下限(2.8%〜)を公表している
- LINEと電話だけで相談を始められる
- 氏名や住所を伝えずに問い合わせられる
契約前の確認事項
- 運営会社名・法人番号のいずれも記載がない。契約相手を書面で確認する
- 特商法表記・プライバシーポリシー・利用規約のページが存在しない
- 料率2.8%〜は掲載9社では高い部類。上限が公表されていないため総額を見積りで確認する
- 支払い方法と解約条件の記載を確認できなかった
- 電話番号がフリーダイヤルではなく050のIP電話
- 「利用者の声」の一部が、他社の紹介ページと同一の文面
VERIFIED
公表情報で確認できたこと
- 01公式サイトに「1次調査 ¥0」「2次調査・実行 調査費用 2.8%〜」と記載されている
- 02電話の受付は平日9時〜19時。番号は050から始まるIP電話
- 03公式サイト上で運営会社名・法人番号の記載を確認できなかった
- 04特定商取引法に基づく表記・プライバシーポリシー・利用規約の各ページは存在しない
- 05ページ内の外部リンクはLINEの友だち追加リンクと電話番号の2つのみ
COMPARE
費用の決まり方を、掲載1位と並べる
同じ調査でも、料金の決め方が違えば支払額は大きく変わります。マイクロシステムズを検討している段階なら、方式の違うもう1社と並べて見ておくと判断がつきやすくなります。
- 費用
- 被害金額の2.8%〜
- 総額の確定
- 見積りを取るまで確定しない
- 支払い方法
- 記載なし
送金1件なら被害額49万円が分岐点です。これを下回ると料率制のほうが安く、上回ると定額制のほうが安くなります。ただし定額制は送金1件ごとの課金なので、被害額が小さく送金回数が多い場合は料率制が有利です。定額制と料率制が逆転する被害額
Q & A
マイクロシステムズについてよくある質問
Q01マイクロシステムズの費用はいくらですか?+
被害金額の2.8%〜です。末尾の「〜」は下限を示すもので、上限は公表されていません。総額は見積りで確認する必要があります。参考までに、被害額1,000万円の場合、料率2.8%なら下限で280,000円になります。
Q02マイクロシステムズの運営会社はどこですか?+
公式サイトで運営会社名・法人番号のいずれも確認できませんでした。誰と契約することになるのかがサイト上からは分かりません。費用が発生する契約に進む前に、書面で確認してください。
Q03マイクロシステムズは途中解約できますか?+
特定商取引法に基づく表記のページ自体がないため、解約条件を確認できませんでした。
Q04マイクロシステムズに依頼する前に確認すべきことは何ですか?+
当サイトが確認した範囲では次の3点です。運営会社名・法人番号のいずれも記載がない。契約相手を書面で確認する/特商法表記・プライバシーポリシー・利用規約のページが存在しない/料率2.8%〜は掲載9社では高い部類。上限が公表されていないため総額を見積りで確認する。あわせて、支払総額・追加費用が発生する条件・納品物・解約時の返金条件を、契約前に書面で確認してください。
Q05定額制の会社と比べるとどうですか?+
掲載9社のうち定額制は3社で、最も安いのはCryptoTracerの1件 ¥9,800(税込)の定額です。料率2.8%の場合、被害額350,000円が分岐点で、これを超えると料率制のほうが高くなります。ただし定額制は送金1件ごとの課金なので、被害額が小さく送金回数が多い場合は料率制が有利になります。
料金や対応範囲は変更される場合があります。