このページで分かること
出金を申請しても処理が進まないとき、先に支払いを求められることがあります。税金、手数料、保証金といった名目で請求が届いた場面を含め、順に確かめておきたい5項目を挙げました。
01確認する5項目
- 01その業者は金融庁に登録されているか
日本国内で暗号資産の交換業を行うには、金融庁の登録が必要です。公表されている登録業者の一覧に社名が見当たらなければ、少なくとも国内で認められた事業者ではありません。
- 02少額の出金は通るか
まだ試していなければ、ごく少額で出金を申請してみてください。追加の支払いを求められるかどうかで、相手の性質がはっきりします。求められても応じないでください。
- 03連絡手段は何か
やり取りがLINEやTelegramに限定されているなら、正規の金融機関ではありません。
- 04入金先は誰の名義か
個人名義の口座や個人ウォレットへの送金を指示されていた場合、事業者としての実体がない可能性が高くなります。
- 05TXIDと送金先アドレスが手元にあるか
国内取引所を経由していれば出金履歴から確認できます。この2つがあれば、資金の移動を追跡できます。
02なぜ「利益が出ている」のに出金できないのか
偽の取引所や投資アプリの画面に出ている残高と利益は、運営側がいくらでも書き換えられる表示にすぎません。ブロックチェーン上に、それに対応する資産は存在しません。送った暗号資産は、届いた時点で相手側の管理下へ移っています。引き出せないのではなく、引き出す原資がそもそもありません。
03請求されがちな名目
- 引き出し手数料、送金手数料、ネットワーク利用料
- 税金・源泉徴収・所得税の事前納付(海外の税務当局を名乗るケースも)
- 保証金・証拠金・デポジット
- 口座のロック解除費、セキュリティ解除費
- 信用スコアや与信ランクを戻すための費用
- マネーロンダリング対策(AML)の審査費用・資金証明費用
- 上位会員へ切り替えるための費用
04正規の取引所で出金できない場合
| 原因 | 対処 |
|---|---|
| 本人確認(KYC)が未完了 | 取引所のマイページで確認書類の審査状況を見る |
| 出金上限に達している | 1日・1回あたりの上限を確認する |
| 送金先アドレスの入力誤り | アドレスとネットワークが一致しているか確認する |
| メンテナンス・出金一時停止 | 取引所のお知らせを確認する |
これらは追加費用を求められない点で、詐欺のケースとはっきり区別できます。取引所のサポートに問い合わせれば解決します。