CCCRYPTO CHOICE暗号資産調査会社比較
選び方約5分2026年10月10日更新

投資詐欺の調査会社はどこがいい?費用で比較

どこがいいかは、何を優先するかで変わります。費用の決まり方で絞り込むのが、いちばん早い方法です。

このページで分かること

投資詐欺やロマンス詐欺で暗号資産を送ってしまったとき、調査会社はどこがいいのか。掲載9社を費用の決まり方で整理し、契約前に総額が確定する3社、無料の範囲、契約相手を照合できるかで選ぶ基準をまとめました。費用の目安つきの比較表で確認できます。

結論から言うと、費用の決まり方で絞り込むのがいちばん早い方法です。掲載9社のうち、契約前に支払総額が確定するのは送金1件あたりの定額を公表している3社で、金額は9,800円・11,980円・13,900円。残る5社は被害金額に対する料率で、いずれも下限しか公表していないため、見積りを取るまで総額が分かりません。1社は公式サイトが表示されず、条件そのものを確認できませんでした。

SNSやマッチングアプリをきっかけにした投資詐欺でも、知人を装った勧誘でも、ウォレットからの不正送金でも、費用の決まり方は変わりません。暗号資産で送ってしまったかどうかと、送金が何件あるかで決まります。被害の種類で料金が上がる会社は、掲載9社にはありませんでした。

01選ぶときに見る3点

調査の中身は外からは比べられません。実際に比べられるのは、契約前に確認できる条件です。次の3点だけに絞ると判断がつきます。

見る点確認する内容掲載9社の状況
① 総額が先に決まるか定額か料率か。料率なら上限が公表されているか定額3社/料率5社(上限の公表は0社)/記載なし1社
② 無料の範囲はどこまでか相談だけ無料か、一次調査まで無料か。費用が発生する境目はどこか8社が初回相談を無料と公表。1社は相談費用の記載なし
③ 契約相手を照合できるか法人番号が示され、国税庁の法人番号公表サイトで登記と一致するか法人番号を確認できたのは6社。残る3社は照合できない

02費用で選ぶなら、まずこの3社

会社名特徴費用の目安
CryptoTracer送金1件ごとの定額で、申込みの時点で総額が確定する。報告書に実際のトランザクションハッシュが載るため、受け取った側が公開ブロックエクスプローラーで照合できる1件 9,800円(税込)
日本仮想通貨被害協会着手前のキャンセルは全額返金、着金先を特定できなかった場合も全額返金と公表。報告書に載る6項目を事前に公開している1件 11,980円(税込)
ハートアシスト定額で、支払いをクレジットカードと銀行振込から選べる。ただし運営は個人事業で、法人番号の記載がない1件 13,900円

03掲載9社の比較

会社名特徴費用の目安
CryptoTracer定額で総額が確定。報告書のTXIDを自分で検証できる1件 9,800円(税込)
日本仮想通貨被害協会調査が不成立なら全額返金と明記。民間の任意団体1件 11,980円(税込)
ハートアシストカードと銀行振込から選べる。法人番号の記載なし1件 13,900円
仮想通貨調査団LINEだけで匿名のまま相談を始められる被害額の2.8%〜
仮想通貨調査センター無料の範囲が明確。途中解約は不可と明記被害額の2%〜
Block Trace Japan取扱案件を実名で公開。対面・オンライン面談にも対応被害額の2%〜
マイクロシステムズ1次調査まで無料。運営会社の記載がない被害額の2.8%〜
サイバーガード解約時の返金割合を特商法表記に数字で公表被害額の2%〜
仮想通貨詐欺返金支援センター公式サイトが表示されず、条件を確認できない確認できず

料率制の5社は、被害額が大きいほど支払いが増えます。送金1件・被害額1,000万円の条件で各社に確認したところ、料率2%なら20万円、2.8%なら28万円でした。同じ1件の調査でも、定額9,800円との差は28倍以上になります。

04迷ったときの進め方

  1. 01
    送金の件数と被害額を出す

    定額制は件数で、料率制は被害額で金額が決まります。この2つが分かれば、どちらが安いかはその場で計算できます。

  2. 02
    2社以上に同じ条件で聞く

    件数・被害額・送ったチェーンの3つを同じ文面で送り、返ってきた総額と説明の具体性を比べます。

  3. 03
    法人番号を聞いて照合する

    国税庁の法人番号公表サイトは誰でも無料で使えます。商号と所在地が一致するか、指定年月日はいつかを確認します。

  4. 04
    総額と不成立時の扱いを書面でもらう

    支払総額、追加費用が出る条件、調査が不成立に終わった場合の費用、途中解約時の返金。この4点を書面で受け取ってから契約します。

この記事のQ&A

Q01仮想通貨の調査会社はどこがいいですか?

何を優先するかで変わりますが、費用の決まり方で絞ると判断がつきます。掲載9社のうち契約前に総額が確定するのは定額制の3社で、CryptoTracerが1件9,800円(税込)、日本仮想通貨被害協会が1件11,980円(税込)、ハートアシストが1件13,900円です。残る5社は被害金額の2%〜2.8%という料率制で、上限を公表している会社はありません。

Q02調査費用がいちばん安いのはどこですか?

送金1件なら、掲載9社ではCryptoTracerの9,800円(税込)が最も安い公表額です。ただし定額制は送金1件ごとの課金なので、少額の送金を何度も行っている場合は件数ぶん積み上がります。被害額が小さく送金回数が多いときは、料率制のほうが安くなることがあります。

Q03無料で相談できる会社はありますか?

掲載9社のうち8社が初回相談を無料と公表しています(残る1社は相談段階の費用について記載がありません)。無料の範囲は会社によって差があり、状況を聞くだけの会社もあれば、一次調査まで無料で行う会社もあります。費用が発生する境目を申込み前に確認してください。

Q04契約相手の会社をどう確かめればよいですか?

法人番号を聞き、国税庁の法人番号公表サイトで照合します。無料で使え、商号・本店所在地・過去の変更履歴まで表示されます。掲載9社のうち法人番号を確認できたのは6社で、残る3社は記載がないか、サイトそのものが表示されません。

Q05投資詐欺やロマンス詐欺でも調査を依頼できますか?

できます。掲載9社はいずれも暗号資産で送金した被害を扱っており、上位3社はそれぞれ投資詐欺・ロマンス詐欺・副業やビジネスを装った勧誘・SNSやチャット経由の投資勧誘を対応範囲として公開しています。費用は被害の種類ではなく送金の件数と金額で決まるため、投資詐欺でも定額制は1件9,800円から13,900円、料率制は被害額の2%〜2.8%です。

Q06調査会社に頼めば返金されますか?

されません。調査会社ができるのは資金の移動を調べ、警察や弁護士へ提示する資料を作るところまでです。回収を保証できる事業者はなく、報酬を得ての返金交渉は弁護士法第72条により弁護士以外は行えません。「必ず取り戻せる」という説明をする相手には依頼しないでください。

NEXT ACTION

相談先を選ぶ前に、条件を比較してください。

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